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書道用具について
- 2013/05/22(水) 22:45:34
前記事の証書を高横須賀の教室まで届けてくれたH堂の営業さんと少しお話してわかったこと。
・今年K店から購入した生徒さん用の四五平の硯。随分縁(ふち)が厚くなったので「H堂さんの硯はどうですか?」と伺ってみたところやはり同じであると。今までは日本で縁を削って(薄くして)販売していたのが震災の関係でそれができなくなったそうです。‘雄勝硯で有名な宮城県で磨りなおしてから卸している’というのは震災前から聞いていたことでしたが縁まで手を加えていたとは知りませんでした。今は中国から来たものをそのまま販売しているそうです。縁が厚いと墨池が狭くなり量も入らない。かといって五三寸の硯というのも低学年の子には重いだろうし…。またS堂には薄い硯があり、ひとつ買って試してみたら全然墨がおりないことを聞いてみると営業さんは「それ瓦じゃないですかね。」と笑ってみえました。
また
・S堂の愛用学童筆が4月から値上げされたので、「H堂さんの筆を見せてください。」とお願いするとH堂の筆もほとんどが値上がりしているようで1,000円の筆もあまりなくなったとのこと。1,260円の筆を試しに数本購入してみました。軸を安価な物にして何とか凌いでいたそうですが、穂(毛)の値段の高騰で上げざるを得ない状況だそうです。確かに最近の筆の軸は何だか軽い。最近は(あまり好みではないのですが)ダルマ軸の筆を買うようにしています。ダルマの部分に重みが感じられますからね。
もうひとつ
・G製の書道カバン、これも当教室で販売してきた物なのですが、生産終了と。ハードケース党としてはリーズナブルで比較的長持ちするこのカバンが気に入っていたのですが残念。デザインはともかくハードケースの方が使い勝手が良い。筆巻きで筆を巻くなんてことも無く、半紙も半紙バサミ不要できれいに保管できる。即、いつも購入しているY出版に電話してみるとG製カバンの在庫は黒カバン70個・赤カバン20個それでおしまいと聞いて赤カバン20全て買い占めました。K製となると当教室でも千円弱の値上げになってしまいます。
書道用品全体が値上がりして営業も大変と仰っていました。当教室では常にできるだけ良い物を探し提供できるように心がけていきます。
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ジャンル:
- 学問・文化・芸術
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